設計事務所に5年、ゼネコンでマンションなどの設計に携わって10年、その間に数多くのマンションの設計を手がけてきました。ディペロッパーであるお客様から求められるのはパースで映える見せ方をした売れる商品。カッコいいけど使い勝手は…という設計に、もうひとつ確かな手応えを感じられずにいたのです。木造戸建住宅の設計を手がけてみたいという気持ちはあったのですが、大阪からUターンしても地元にそんな都合のいい会社はないだろうと思っていたところ、ネットでオザキのホームページを発見。読んでみると本物の家づくりへの強いこだわりがあり設計室もある。さらに会社を訪問してみると、現状を変えていこうという前向きな姿勢を持った会社だと知り、大阪でもこんな意欲的な会社はないと驚きました。それが入社を決めた理由です。
家づくりの場合、予算と思いが離れてしまうことはよくあることです。また最初のご提案だけで満足されてしまう場合もあります。でも「すぐにあきらめるのですか?」「本当にそのままでいいのですか?」とお客様にもっと問いかけていきたと思っています。私たちも入り口としてわかりやすいように商品をパッケージ化しているのですが、お客様は他社と同じようにそれに当てはめようとされます。家をカタログで買うような感覚でいらっしゃることが私たちにとっては少し寂しいところです。お客様はもっとワガママでいいんです。「こうしたい!」という夢をもっと伝えてもらいたいですし、本音をお聞きしていきたいですね。敷地の中であれば自由に考えることができるので、家づくりについてもっと悩んで、そして楽しんで欲しい。そのために私たち設計がいるのですから。
若い人に仕事を教えていく立場にいるので、「仕事ってしんどくても楽しい!」という仕事の本当の面白さを教えてあげたいです。そのためにも、ちょっとずつみんなの仕事に首をつっこんで、家づくりのやりがいを一緒に感じていきたいと思っています。
家族構成は年を追って変わっていきます。その時その時に応じた使いやすい家を提案していきたいですね。例えば設備が更新しやすかったり、間取りを自由に変えることができたりするような。そういう生活の仕方や使い方をすることで家を長持ちさせることができたらいいですね。そんな家づくりをお客様と一緒に見つけていきたいと思っています。
家づくりという仕事は、人が生きて行くために必要な「衣食住」の「住」を補う大事な仕事です。何もないところから、より良い家をつくることで生活を創くって差し上げる。お客様の生活をデザインし、さらに一生のおつきあいができる仕事はなかなかありません。また、最初から最後までを手がけることができるので「自分がつくった家だ!」と自信を持って言えますよ。